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24/05/23 ショップブログ

【本日の１曲】
スピッツさんの「ロビンソン」です。

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2024/05/23

先日は長野へ行ってきました。

私はドライブと自然が好きなので気軽に行ける距離で自然が豊かな山梨には良く行きます。

長野は少し遠いので行くのは年に数回なのですが今回は松本市にある『日本浮世絵博物館』で本物の浮世絵を鑑賞したくて長野まで行ってきました。

諏訪湖畔の駐車場から

諏訪湖の『間欠泉センター』へ寄ってみました。

２Fは諏訪地方で撮影された映画やドラマの紹介コーナー、３Fは諏訪湖の花火に関する展示がされていました。

★諏訪湖間欠泉センター
【所在地】長野県諏訪市湖岸通り２
【WEB】https://www.city.suwa.lg.jp/site/enjoy/4441.html

諏訪湖を見下ろせるスポットとして有名らしい『立石公園』と言う公園へ行ってみました。

立石公園から見た諏訪湖の夕日

着いた時は夕暮れ時でしたので夕日が沈む瞬間を見れました。

★立石公園
【所在地】諏訪市大字上諏訪10399番地
【WEB】https://www.city.suwa.lg.jp/soshiki/21/1281.html

そして長野２日目に『日本浮世絵博物館』へ行ってきました。

展示作品をゆっくり見て回りましたが木版画でここまで細かく仕上げるのは凄い技術だなと思いました。

浮世絵は「絵師」⇒「彫師」⇒「摺師」と、３人が分業で仕上げるのだそうです。

絵師から「じゃ、あとヨロシク！」と渡された絵を正確に版に彫っていく「彫師」の仕事が実は一番技術的に大変なのでは？？…と言うのが素人の私の感想です。笑

音楽でしたら「作詞」「作曲」「編曲」の各担当者、映画なら作品に関わった方達のお名前が表示されます。

しかし浮世絵は最初に絵を描いた「絵師」しか名前が世に出ませんので、陰で頑張った「彫師さん」「摺師さん」が何だか可哀想に思えてしまいました。

浮世絵は木版で沢山刷る事が可能ですので江戸の時代では、”そば１杯”程度の値段で庶民が気軽に買える物だったそうです。

お店で見つけた気に入った浮世絵を今で言うポスターの様な感覚で部屋に貼って楽しんだり、傷が付いた家の壁や柱のキズ隠しにしたりしていたそうです。

浮世絵制作は手間が掛かるわりには薄利の商売で、どんどん新作を出していかないと生活していくのは大変だった様です。

そのため当時人気の浮世絵師でも暮らしは意外と質素だった様です。

日本浮世絵博物館

★日本浮世絵博物館
【所在地】長野県松本市島立2206-1
【WEB】https://www.japan-ukiyoe-museum.com/

浮世絵博物館の隣が『松本市歴史の里』と言う施設になっていましたのでそちらも行ってみました。

諏訪・岡谷は江戸時代から昭和はじめにかけて生糸の生産が盛んだったそうです。

カイコの繭から生糸を取り出す製糸工場、製糸工場へ飛騨の農村から野麦峠を越えて出稼ぎに向かう工女さんたちが宿泊した宝来屋、『あゝ野麦峠』の著者である山本茂実さんの資料展示などが有りました。

生糸を取り出す仕事は当時とても過酷な労働だったと知ったのと同時に、”岡谷のシルク”は世界的にも一級の品質だった事が解りました。

繊維製品を扱う仕事をしている私としては、この『松本市歴史の里』はとても勉強になりました。

★松本市歴史の里
【所在地】松本市大字島立2196-1
【WEB】https://matsu-haku.com/rekishinosato/shisetsu

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